忠臣蔵 赤穂義士行列 参加規約

本規約(以下、「本規約」といいます。)は、「第36回 忠臣蔵 赤穂義士行列」(以下、「本イベント」といいます。)に関連して、その参加を希望し、あるいは実際に参加するすべての個人(以下、「参加者」といいます。)に適用される条件を定めるものです。参加者は、本規約に記載された条項について、内容の理解程度を問わず、また明示的な署名または承諾の表示の有無を問わず、参加申込の手続を行った時点、決済が完了した時点、もしくは当日の現地への来場および参加行為をもって、本規約の全条項に同意したものとして取り扱われます。

なお、主催者(以下、「主催」といいます。)は、社会情勢、天候、行政指導、主催の内部判断その他の事由により、予告なく本規約の全部または一部を随時変更、追加、削除する権利を保有し、公開された時点で即時に効力が生じるものとします。参加者は、この点について異議を述べないものとします。

はじめに

本規約において使用される特定の語句および概念は、本規約の趣旨、文脈、ならびに主催が独自に有する判断基準、歴史的理解、文化的解釈、さらには当日の運営状況その他の要因を総合的に勘案したうえで、その都度柔軟かつ可変的に解釈され得るものとして定められる。以下に記す定義は、その解釈の方向性を概ね示すものであるが、これらは限定的なものではなく、必要に応じて拡張・縮減され、また文脈に応じて異なる理解を許容し得る性質のものであり、参加者はそれを含めて包括的に承諾するものとする。

1.「イベント」という語の定義について

本規約において「イベント」とは、通常一般に理解されるところの催し物、行事、式典、体験型活動などの概念と必ずしも一致しない可能性があり、その範囲は極めて広く、固定的ではなく、複数の要素を内包する複合的な概念である。ここでいう「イベント」は、単に特定の期日に特定の場所で開催される身体的な行列・行進そのものを指すだけではなく、それに付随する準備行為、移動、待機、説明、衣装の着用、心構えの醸成、参加者同士の交流、主催側の判断に基づく中断・変更・中止の可能性、さらには当日の現場における雰囲気、気温、雑踏、音、人々の所作など、明確に区切ることが困難な一連の現象と体験の総体を含むものとして扱われる。また、「イベント」は、主催の裁量により、厳密さを求めることなく、状況に応じてその意味内容が変動することがあり、「開始」「終了」などの概念も、必ずしも時計時間のみによって規定されるものではなく、当日の進行状況、環境的影響、集合状態、事務作業、主催側判断など、複雑な要因に基づき流動的に理解される。これらのとおり、「イベント」という語は、参加者が一般社会において通常思い描く単純かつ限定的な概念とは異なり、本規約においてはより曖昧で包括的、かつ主催の最終判断により柔軟に扱われる総合概念である。

2. 「行列」の定義について

本規約において「行列」とは、歴史的・文化的背景に基づいて実施される集団的な移動ないし儀礼的な歩行形態を指すが、その具体的な内容は状況に応じて大きく変化し、固定された形によって説明されるものではない。行列は、伝統的な衣装をまとった複数名が一定の経路を通って歩行する行為を中心に据える一方で、その中には静止、待機、方向転換、立ち位置調整、再編成、隊列の増減、雑踏の流れへの適応、写真撮影のための停止、観客との距離調整、主催側の指示に基づく再配置など、必ずしも「歩く」という単一行為だけでは説明できない複合的要素が含まれる。さらに「行列」という語には、隊列が常に一定の形態を保つことを意味しない。一時的な乱れや崩れ、進行速度の変動、周囲の環境要因による迂回、立ち止まり、集合し直しなど、さまざまな非連続的要素も含まれ、それらはすべて本規約上の「行列」として扱われる。よって、「行列」は参加者の予想する整然とした隊列の維持を必ずしも保証するものではなく、むしろ現場状況と主催側判断に応じて常に形を変え続ける可変的概念であるという点を、参加者は理解し承諾するものとする。

本規約における「開催」とは、「本イベントが実施された」と判断され得る一連の状態を指し、その判断基準は単純な実施・中止の二分法によって規定されるものではない。「開催」は、予定された日時・場所に参加者および主催が集まり、何らかの形で本イベントに関連する行為が開始された時点で成立し得るものとし、これには、参加者の一部が集合した段階、衣装着用が始まった段階、行列の編成が試みられた段階等も含まれる。また、当日の状況により行列が一部のみ実施された場合、あるいは移動距離が縮小された場合、進行が中断された場合などでも、主催が「開催された」と判断する限り、本規約上は開催とみなされる。さらに、悪天候や不可抗力により短時間のみ実施された場合や、隊列形成が困難となった結果ごく部分的な実施にとどまった場合であっても「開催」の一形式と扱われることがある。これを踏まえ、「開催」という語が広範に理解され得る性質を有することを了承する。

3.「赤穂浪士」の定義

本規約において「赤穂浪士」とは、一般に広く知られている元禄赤穂事件に関連する四十七士を中心とした伝統的・歴史的概念を指すが、その理解は歴史資料、文学作品、演劇、公的記録、地域伝承など複数の情報源に基づき、多義的・象徴的・文化的意味合いを含むものとされる。赤穂浪士という語は、単に史実のみを指すのではなく、江戸期から現代に至るまでの長期にわたり、日本社会における忠義観、名誉、武士道思想、為政者との関係、正義の解釈など多くの思想的価値を象徴する概念として扱われている。そのため、本イベントにおける「赤穂浪士」の解釈は、史実と伝承、文化的脚色、地域の誇り、行事としての形式、それを体験する個々の感受性などを含めた多層的な概念であり、一義的に定義される性質のものではない。参加者は、この曖昧さを含んだ象徴的概念としての「赤穂浪士」を前提にイベントが構成されることを理解するものとする。

4.「義士」の定義について

「義士」とは、本規約において特定の歴史人物を指すだけではなく、広く「義に殉じる者」「個人的利益を超えた理念に従う者」といった抽象的で多次元的な概念として扱われる。義士という語には、個人の信条、社会的価値観、時代ごとの倫理観などが複雑に絡み合うため、固定的な定義は存在しない。
このため、本イベントで使用される「義士」という語は、歴史上の武士、伝承、文学的英雄、象徴的存在などを総合した抽象的概念として理解される。また、義士という語は参加者の所作や心構えに対する要請を含むことがあり、これは形式的な振る舞いの強制を意図するものではなく、あくまで象徴的な精神性を共有するための表現であり、その具体的内容は主催の判断によって随時解釈される。

5. 「主催」の定義について

本規約において「主催」とは、本イベントの企画、立案、準備、調整、実施、管理、運営、広報などに関わる一切の機能を担う者を指すが、その範囲は必ずしも狭義の法人・団体・代表者のみに限定されるものではない。主催には、当日の運営スタッフ、協力者、委託業者、外部団体、自治体担当者、記録班、衣装管理者、整列担当者、案内係、輸送担当者、さらには主催が必要と判断する各種関係者が含まれ、これらの総体として機能する集合的主体として理解される。また、主催は単一の意思決定者ではなく、場面に応じて複数の判断・指示が連動し、そのすべてが主催の最終的意思として扱われる性質がある。参加者は、このような複雑な組織構造を前提に「主催」という語が用いられることを了承する。

第1条(参加資格および主催の裁量)

  1. 参加者は、本イベントの趣旨を理解し、自己の心身の状態、体調、体力、精神状態、既往症その他の事情を総合的に踏まえたうえで、自己の責任と判断により参加するものとします。
  2. 主催は、参加者の年齢、行動、事前申告内容、態度、または当日の状況を含む諸事情を勘案し、単独かつ最終的な裁量に基づいて、参加資格の制限、拒否、取消などを行うことができるものとします。主催は、その理由を開示する義務を負わず、参加者はその判断の結果について異議を申し立てることはできません。
  3. 主催は、反社会的勢力、迷惑行為を行う者、営業目的や勧誘目的での参加を試みる者など、本イベントに不適切と判断した者の参加を拒否できます。

第2条(参加費の支払および返金の取り扱い)

  1. 参加費は事前決済とし、支払手続の完了をもって参加申込が確定するものとします。
  2. 参加者の都合によるキャンセル、遅刻、早退、欠席、不参加などの理由のいかんを問わず、参加費の返金は一切行いません。
  3. 天候、災害、交通障害、感染症、行政指導、設備の不具合、主催の合理的支配を超える事由その他の理由により、本イベントの内容が変更、中断、短縮、会場変更または中止となった場合でも、参加者は主催に対し返金、賠償、補填、慰謝等を求めることはできません。
  4. 主催が任意の判断により返金、代替参加、振替等の措置を行う場合があっても、それは主催の裁量であり、参加者が当然の権利として主張できるものではありません。

第3条(健康状態・体調管理および自己責任事項)

  1. 参加者は、自身の健康状態、既往症、体調変動、精神的状況など、本イベント参加に関わる一切の要因について、事前に十分な検討を行ったうえで参加する責任を負います。主催は、参加者の判断の当否について保証するものではなく、関知する義務も負いません。
  2. イベント参加中または前後に生じた怪我、疾病、体調不良、疲労、精神的不調、症状の発症・悪化などについては、いずれの原因によるものかを問わず、参加者自身の責任において対処すべきものであり、主催はこれらに起因または関連して発生した損害について一切責任を負いません。
  3. 主催は、安全確保の観点から参加者に対し、参加の中止、退場、制限等を求めることができ、当該判断が参加者に不利益をもたらした場合であっても、主催はその結果について責任を負いません。

第4条(事故・損害・盗難・紛失などに関する免責)

  1. 本イベントに関連して参加者の身辺または財産に発生した事故、怪我、盗難、紛失、破損、第三者とのトラブル、名誉毀損、風評被害、精神的苦痛など、いかなる不利益・損害についても、その原因がイベントの実施、設備状況、他参加者や第三者の行為、不可抗力等にあるか否かを問わず、主催は一切の責任を負いません。
  2. 本イベントの性質上、屋外または人の往来が多い場所を移動することに伴い一定の危険や予測不能な事象が内在することを、参加者は事前に了承するものとし、主催はこれらの危険・リスクを完全に排除する義務を負いません。
  3. 主催は、事故その他の不測の事態が発生した場合においても、応急処置、救護、通院手配などの対応を行う義務を当然に負うものではなく、仮に主催が任意に対応を行った場合でも、その対応内容または結果について責任は負いません。

第5条(貸与衣装および所持品の取り扱い)

  1. 主催が貸与する衣装等は参加者が善良な管理者の注意をもって扱うものとし、破損、汚損、紛失等が生じた場合は、主催が定める費用を参加者が負担するものとします。
  2. 参加者の私物の汚損、破損、紛失等について主催は一切責任を負いません。

第6条(禁止行為)

  1. 主催が不適切と判断する行為(営業行為、勧誘、宗教活動、投資・保険・ネットワークビジネスの誘引、公序良俗違反、危険行為、撮影禁止区域での撮影など)は禁止されます。
  2. 主催は、禁止行為を行ったと判断した参加者に対し、警告なく参加の中止、退場、今後の参加禁止などを行うことができ、その際の参加費返金義務は負いません。

第7条(天候・災害・不測の事態に関する規定)

  1. 天候の急変、自然災害、交通障害、感染症、行政指導、会場や設備の不具合、その他主催の合理的支配を超える事由により、本イベントの内容が変更、中断、短縮または中止される場合があります。
  2. 参加者は、これらの判断が主催によって行われた場合に、交通費、宿泊費、諸経費、機会損失その他すべての不利益について主催に補償を求めないものとします。
  3. 主催が任意で救済措置を講じる場合でも、その内容、範囲、実施可否は主催の裁量によるものとし、参加者は異議を申し立てません。

第8条(写真、映像、音声等に関する権利)

  1. 主催または主催が許可した第三者は、イベントの記録や広報等の目的で写真、映像、音声等を撮影・収録することがあり、参加者は自身の肖像、姿態、声などが記録され得ることを包括的に承諾するものとします。
  2. 主催は、これらの資料を広告、SNS、報道、広報、印刷物、アーカイブ等、あらゆる媒体で無償かつ無期限に利用することができ、参加者はその利用に対して一切の異議や請求を行いません。

第9条(個人情報の取扱い)

  1. 主催は、参加者から取得した個人情報を本イベントの運営や通知、統計資料の作成、関連イベントの案内等、合理的と認められる範囲で利用できるものとします。
  2. 主催は、必要に応じて提携団体や業務委託先に情報を提供する場合があり、参加者はこれを事前に承諾するものとします。
  3. システム障害、不正アクセス、通信トラブル等により情報が漏えいした場合であっても、主催は損害賠償責任を負いません。

第10条(損害賠償および主催の求償権)

  1. 参加者が本イベントに関連して主催または第三者に損害を与えた場合、当該参加者は自己の責任と費用負担においてこれを賠償するものとします。
  2. 主催が第三者から請求を受け対応するために費用(損害賠償金、弁護士費用、調査費用等)を負担した場合、参加者は主催に対しその全額を支払うものとします。
  3. 本条の義務はイベント終了後も存続します。

第11条(準拠法および最終判断権)

  1. 本規約は日本法を準拠法とします。
  2. 本規約の解釈、運用、紛争解決その他一切の事項について、主催の判断が最終的なものとして扱われ、参加者はこれに異議を申し立てません。

附則
本規約は公開日より施行され、主催は必要に応じて随時変更ができ、最新の規約が参加者に適用されるものとします。